[かわいい]
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2012年より心機一転、ブログを移動したいと思います。
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にお越し下さい!

気がつけば・・・6月。 [コンクール・オーディション]

テレビを見ながら父は言った。

「チゲは食べんほうがいい。」


はて?なぜだろう。

「チゲやったろ?あの、生肉のまま食べるやつ。」

あ!!!それはユッ・・・

すかさず母が突っ込む。

「違うよ~~。」

そして言う。
「チゲはあれよ。ほら。お好み焼きみたいなやつ。」

おおっ[がく~(落胆した顔)]それも違うやーーーん。


それはチヂミやーーーん。。。。





はい。会話がかみ合わない。いや、噛み合ってんのか?それが竹下家。


・・・・という、竹下家ネタで始まりました。本日の日記。
今日のトップネタは、ズバリ!

第30回飯塚新人音楽コンクール結果報告[ぴかぴか(新しい)]


なんと、第一位をいただきました。[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]


思えば長かった、思い焦がれて3年間。
1年目も2年目も苦い思いを経験し、やっと手にした栄冠。
3度目の正直とはこのことです。


応援してくださる皆様に、やっと一つうれしい報告ができること。これこそが喜びです。

いつもありがとうございます[ハートたち(複数ハート)]


このコンクールの素晴らしいところは、終わった後に審査員の方々とゆっくりお話ができるということです。

いつもは一人か二人か三人の先生にしか指導いただけないこのご時世であるのに、自分の精いっぱいの演奏を、普段なら遠目にしかお見かけするにすぎない先生方に直接批評していただける機会があるなんて。

すご~い。



「中間音が全然だめね。」
ぐさ。

「支えがまだまだたりないわ。」
はい、その通り。

「高音だけよくても世界には通用しないのよ。」
ごもっとも。

「あなたに合うレパートリーじゃないわね。」
ぐささっ。

「背筋を鍛えなさ~い。」
イエス、アイ ウィル。

「予選のほうがよかったわ。」
がちょーーん(古)

などなど。
貴重なアドバイスをいただきました。

具体的な練習方法や体の使い方の指導をうかがえたのが一番の収穫物かしら。


また、たくさんたくさんがんばらなくてはいけませぬ。




おもしろかったのは、歌い手とピアノ弾きさんの活力の違い。


ピアノの方々はみんなしっとり落ち着いた印象の方々ばかりで、表彰式前も静寂を保ち、静かに訪れ静かに去る感じ。だったけど、歌い手さん方は・・・みんなよくしゃべるし、よく動いてる・・なんか、みんな関西風???(誤解をしないでいただきたい。私は、わいわいボケ突っ込み関西風空間が大好きです。)

歌い手サイドの活気あふれる感じが頼もしい楽屋と表彰式後のパーティでした[晴れ]


またひとつ、何かを勉強したような気がする本番でした。


心やさしいスタッフの皆様、結果を喜んでくださった先生方、そしてなにより、残念な結果も良い結果も私以上に悲しみ、喜んでくれる竹下両親に、


ありがとうございます。


出演者の方々、またどこかでお会いするのを楽しみにしています。


お疲れさまでした~[るんるん]







2011-05-19 [音楽]

ご無沙汰しております。

久しぶりにパソコンを開きました。

気がつけば5月も半ばを過ぎ、4月から続いている1週間毎の本番期間もいよいよ終盤に差し掛かりました。


先日15日は当日まで歌う順番も、歌う曲もあやふやなままで、リハーサル時に時間オーバーが判明してプログラムを修正し直す!という、いつもと違うスリルを味わいました。

15日、そして、来週23日のコンサートは、どうやら読売新聞さんが企画運営をしているコンサートのようで、新聞広告を見た音楽好きの方々が、たくさんいらっしゃいました。

入場料は1000円とのこと。周知が遅くなり、申し訳ありませんでした。


15日のプログラムを参考に、23日の曲目をここで、紹介したいと思います。


ジャジャン。


【読売名曲アルバム】
初夏を彩る名曲ロマンの旅

5月23日(月)18:00会場 18:30開演 すみだトリフォニー小ホール


竹下みず穂(ソプラノ) 宇都宮三花(ピアノ)
・市の花屋  (高田三郎 作曲)
・「ポギー&ベス」より、サマータイム(ガーシュイン作曲)
・オペラ「マノン」より、マノンのガボット(マスネ作曲)

竹内俊介(テノール) 宇都宮三花(ピアノ)
・母(小松耕助 作曲)
・オペラ「魔笛」より 美しい絵姿(モーツァルト作曲)
・オペラ「ドン・ジョバンニ」より 私の恋人を慰めてください(モーツァルト作曲)

竹下みず穂 竹内俊介 宇都宮三花
オペラ「椿姫」より乾杯の歌(ヴェルディ作曲)

ピアノ独奏 宇都宮三花
・ノクターン 作品9-1番 2番(ショパン作曲)
・子犬のワルツ(ショパン作曲)
・愛の夢(リスト作曲)

日本の歌・世界の歌

・夏はきぬ(弦楽三重奏)・マンマ(竹内)・貴方が欲しい(竹下)・帰れソレントヘ(竹内)・みかんの花咲く丘~夏の思い出(弦楽三重奏)・初恋(竹下)

ピアノ三重奏(フォーレ作曲)

他・・・

ソプラノの島田佳子さんも歌われます。くちなし などの名曲を歌われると小耳にはさみました。

しかし、実際に何を歌うかは、当日のお天気による。ではなく、当日の出演者の厳密な話し合いにより決定されるので、何が出るかはお楽しみにってことで[わーい(嬉しい顔)]

うーん。どきどきしますね。


そして、明日からは長野に行ってきます。

峰の原高原レストラン「プレジール」というところで、テノール竹内俊介さん、サックス大和田雅洋さん、ピアノ原田愛さんとともに、オペラありーのポップスありーの花火ありーの、弾けたコンサートをやってきます[るんるん]


初めてのサックスとのコラボレーション!!!素晴らしい演奏家の演奏を感じて、またなにか新たな発見をしてきたいと思います[いい気分(温泉)]



歌えるって本当に幸せ[黒ハート]
がんばってきます。

Was du mir bist [音楽]

「私はあなたにとって何なのよ!!」


今もどこかでこの言葉が吐かれ、一つのカップルが終わりを迎えようとしているかもしれない・・・。

相手に詰め寄るだけではなく、たまには、「私」と「あなた」を入れ替えてみるのもいいかもしれぬ。


本日題材に取り上げるのは、こちら、

Was Du mir bist...  「あなたは私にとってなんなのよ・・」

オーストリア出身、アメリカ国籍の天才、コルンゴルドさんの作品Op.22 の第一番目の曲である。

始めに、
Meiner Mutter gewidmet  我が母に捧ぐ 
と書かれている。

以下、歌詞。Eleonore van der Straten 作詞       (竹下訳)



Was Du mir bist? あなたは私にとって何であろう ?

Der Ausblick in ein shönes Land,   それは美しい土地の風景だ

wo frucht belad'ne Bäume ragen,   そこにはたわわに実った果物の木が立ち

Blumen blühn am Quellenrand.    泉の縁には花という花が咲き誇っている。

Was Du mir bist?         あなたは私にとって何であろう?

Der stern' Funkeln, das Gewölk durch bricht, それは群れをなす雲の間をぬって輝く星

der ferne Lichtstrahl, der im Dunkeln spricht: そのはるか遠くの光は 暗闇の中に話しかけるのだ

O Wand'rer, verzage nicht !     旅をするものよ 恐れるな! と。

Und war mein Leben auch Entsagen,   私の人生はあきらめそのものだったし

glänzte mir kein froh Geschick   私に喜ばしい運命をも照らしてはくれなかった

was Du mir bist?         あなたは私にとって何であるのか?      

Kannst Du noch fragen?      まだ問いかけるのですか?

Was Du mir bist:         あなたは私にとって何であるのか?

mein Glaube an das Glück.     それは、幸福を信じる私の信念である



この曲を初めて知ったのは去年の秋のこと。

音楽の美しさにまず惹かれた。

コルンゴルドの母への愛を思った。と、同時にあまりの愛情表現になかなか入り込めなかった。

「私にとってどういう存在か。」
その応えが、はじめは美しい風景に例えられ、励ましになり、最後には信念となっている。

この、あまりにも感情豊かな、ストレートな愛情表現は、なかなか日本ではみられない。

「かあさんは 夜なべをして、手袋編んでくれた・・・」

その後ろ姿の情景に、母の愛と、子供の気遣いが匂い取れる。そんな、香りの豊かさが日本の愛情表現の特徴だと思う。


だから、やっぱり欧州は感覚が違うんだな~、コルンゴルドさんは情熱的なひとだな~~と思いながら歌っていた。


しかし、3月に起きた地震のあと、被災して大変な思いをしている人々の姿を見て、自分を省みて、実家を思って、ふと思ったことがある。


母は、もしかしたら母国のことでもあるのかな~~と。


そう考えて自分の中でこの曲がすぅっと体の中に入ってきた。


コルンゴルドさんはオーストリア生まれだが、まぁいろいろあって、戦争もあって、ユダヤ教ということもあり、アメリカからなかなか祖国に帰れなかった人だ。


自分の生まれた土地に帰れないとはどういう気持ちなのだろうか。

会いたい人に会いに行けないとはどういう思いだろうか。


歌詞の中の、風景の例えは、生まれた町の美しい情景を彷彿させるものかもしれない。

国を思い、「負けてはいけない。」と思ったのかもしれない。

祖国の美しさを思い、「幸せはきっと来る。」と信じたのかもしれない。



こういうことを、復興にむけて力を尽くす人々の姿や、がんばろう日本ムードに重ねて、思った。


愛するものがあるということ、懐かしむ場所があるということ、それは、幸せを信じる力になるんだなぁ。


正しいかはわからないが、これがこの歌に対する私の解釈である。


楽譜を見ていくと、もっともっといろんな気持ちが見えてくる。

それを譜面なしに説明できる文章力がないのが惜しまれる。



きっと、もっと勉強すれば、もっともっと、音楽と向き合えば、まだまだたくさん新しい発見や解釈が生まれるだろう。
ほんの小さな事だけど、少しでも理解できると(自分なりに納得のいく解釈ができるという意味)この曲に対しての愛情が何倍にもなるんだな。





大好きな曲を、明日の本番で歌えることに感謝したい。



よいステージになりますように[ぴかぴか(新しい)]



(*ドイツ語訳は自分なりのものなので、もし間違っていたらぜひ、ご指導お願いします。)
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ある一家の騒動 [日々のよしなし事]

その時、私は練習を終え、至極上機嫌であった。

お~~と~こにぃ~は~お~~と~このぉ~、ふ~るさとぉ~がぁ ある~と~いうぅ~~♪

と、自分に出来る得る限りの中島みゆきの声まねをして大声で歌いながら、お風呂のお湯を溜めようと意気揚々お風呂場にむかっていた。


おぉ~ん~なにぃ~は~おぉ~~ん~っなの~ふ~ぎゃ~~~~[どんっ(衝撃)]




我が目の先には・・・・



巨大な




ゲジゲジ!!!!



すぐさま踵を返し、部屋に戻ると、

父はなにやら電話中。母の姿はなし。


しばらく様子を伺うも、電話の終わる気配なし。


しかたなく風呂場に戻ると、彼、ゲジくんは、   やはり  いた。


見つかったことに驚いたのか、慌てた様子でしばらく窓に登ろうとしていたので



「よし!それいけ。元の場所へ戻るんだ!!」


と様子を見守るも、うでの力が足りない。


あんなにたくさんあるのに[ちっ(怒った顔)]



ステンと滑り、空の湯船に滑落。

その後もしばらく垂直の壁と戦っていたが、無理だとわかったのだろう、その後は腹を決め、じっとだんまりを決め込むご様子。



彼とにらみ合いつつ、

①タオルでつかむ。
②ほうきで窓枠まで持って行く。
③菜箸でつかむ。

の選択肢を考えるも、どれも自分に向かってくる危険性があるため即座に断念。

④様子を見る。


でなんの解決にもならないことにうすうす気がつき


⑤やはり父に助けを求める。


に決定する。



父の電話はまだ終わらない。



くっ、男も長電話するとは・・・。


加えて父の韓国ドラマへの執着心を日頃から見るにつけ、


どうも我が家は一般の夫婦とは逆かもしれない・・・などと、思いをはせていると、

どこからともなく母が現れる。




「お母さん!!!ちょっとちょっと!!!」


と呼ぶと、私のゆがめた顔から何かを察したらしい。



「え~~~、やだ~~~」


と、即座に拒否権を行使される。


しかし
「ゲジゲジ!!!風呂場!!!」

と端的な説明をすると、


「はっ、なんだ~ゲジゲジくらいで~~[決定]

と、気軽な戦闘態勢に入る装いを見せる。


よしっ。

と母を風呂場に案内すると、


「どれどれ」といって飛び込んだ母は


「いやぁ~だぁ~~[ダッシュ(走り出すさま)]

と言って飛び出てきた。


「大きすぎる」

という言葉が示すとおり、このゲジさん、体長20センチもあろうかというほどの巨漢である。


ゲジゲジ眉というが、このゲジさんが眉になったら、目は開けられぬであろう。



母は、即座に敗北し、父の元へ。


そこでやっと長い長い電話が終わり、すかさず「うむ?」も言わせずお風呂場へ引っ張る。



父は、「ゲジゲジやんか~~。窓ば開けとくけんやん。」

といいながらさっそく火ばさみを取りに倉庫へ。


父に「誰かね~?網戸じゃない方の窓ば開けたつは~」

の声に、

私:「私じゃないよ!!!」
母:「私も開けてないよ~。みずほやろ~昨日最後にお風呂に入ったのは~。」
私:「ええぇ~~!!!私開けてないよ~~~!!!」


と ここで責任転嫁のなすりつけ合い合戦が始まるかと思いきや、ゲジちゃんの様子が気になり父の陰に隠れながらその捕り物合戦の一部始終を観察する。


父の手により、ゲジちゃんは潔く観念し、はさみの間でしばし空中遊泳を楽しみ、優しく自然に帰されたのでした。


チャンチャン[るんるん]



その日、お風呂に先に入るかどうかで人情味あふれる譲り合いが起き、父が悠々一番風呂を楽しんだのは、言うまでもない。





男には男の、責任で勝ち取る得がある。
女には女の、依頼心で勝ち取る危機回避がある。





福岡記 [日々のよしなし事]

4月27日のシビックコンサートは、会場に到着して今回のコンサートがテレビ放映されることを知り、一気に緊張ボルテージが上昇しましたが、なんとか、温かな聴衆の皆様やスタッフの方々のおかげで、無事に終わることができました。

テレビは、文京区のローカルテレビで、5月の3週目あたりくらいに放送されるらしいです。
あな、おそろし。

テレビと言えば、本日5月1日、夜9時から、BS11にて、昨年行われたジュリアードコンクールの一連の模様などが放映されるようです。参加者の演奏や、我がお茶大の先生方なども出演予定です。

いやぁ、これも、いと、あなおそろし。

ジュリアードコンクールは、本当によいコンクールだと思うので、もっともっとたくさんの歌い手の方々が受けるといいと思います。
普通では体験出来ないことを、させていただきました。

受ける前とあとではいろんなものに対する意識が変わりました。



さて、ただいまは実家に帰って来ております。

福岡は寒かったり暑かったり[猫]

昨日は父と山にたけのこ掘りに行き、道ばたで売ってみたところ、23個ほど売れました。
大きいのも小さいのも全部100円。薄利多売もいいとこです。

近所の人に喜んでいただけて、父は満足のご様子。

毎日、のんびりのびのびと過ごせています。
緑に囲まれるとほっとする。



以下、ある日の夕食の会話。


母:この前映画見に行ったよね~。

父:なんばみたかね?


母:ほら、えーと、あの人よ。


・・・えーと、ブルースウィルスミス。



私:(うおっ!!なんか合体しとる。)

ブルース・ウィルス?ウィル・スミス?

母:そうそう!ブルース・ウイルス。

あの人は死なないね~。普通じゃ死んでる。

父:映画やけん。

あ、あれで死んだやん。   えーと、・・・ハルマゲドンで。


私:ぶっっw


母:ハルマゲドン やったかね。


父:あら、ハゲマルドンかね。

私:ぶぶっっw

母:ああ、ハゲマルドン。 ハゲてるしね。



私:(ええっ!!納得?)

以降、どんどんずれていく会話。


締めくくりは、

母の「あ~、サラダおいしかった。」


しかし、その日のご飯は、焼きサンマ、里芋の煮付け、野菜スープ、ご飯。


父&私:(サラダなんかないけど・・・????)


という、謎に終わる一言であった。




笑いの絶えない、明るい家庭であります。


ささ、今日はどんな珍会話が生まれるでしょう。


モノリスコンサート そして、初めての胃カメラ検査 [音楽]

もう先週のことになりましたが、4月20日(水)、新宿のモノリスビルでランチタイムコンサートを行いました。
ピアニストは、大学同級生の なおえこ さん[かわいい]

彼女は仙台に実家があり、あの地震が起こる10分ほど前に仙台駅に降り立ち、実家に向かって歩いていたと言うことです。今回のコンサートももしかしたら出られないかもしれないという状況でしたが、いろんな人たちの復興への努力により、東京に戻ることができ、一緒に音楽することができました。

本当に、それだけで うれしかった このコンサート。


ビルの吹き抜けのロビーで、教会のような響きにも、温かなお客様たちにも助けられて、なんとか、転ぶとか滑るとか鼻血を出す、などの事故もなく、無事に楽しいひと時を終えられたこと、

このコンサートを紹介してくださったK氏、コンサートを企画しいろいろと面倒をおかけしてしまったチェリー井氏、聴きに来て下さったお客様、応援してくださった皆様に。

本当に、ありがとうございました。


まだまだひよっこなのでなかなか本番に恵まれることはありません。
コンクールやアンサンブルやボランティアではなく、コンサート一本をソロで歌って、お金をいただいて、という舞台は、たぶん今回が初めてなんじゃぁなかろうかという次第でありまして・・・・。

4月に記念すべき第一歩でした。ばんざい。

目をつぶって、じっくり聴いてくださっていたおじさまや、私の拙い曲目解説に頷きながら聞いてくださったおばさまや、遠くからじっと見てくださったスーツ姿の男性や、にこにこしながら見守ってくださった方や美しい赤いバラの花束をくれた方・・・・あの風景は忘れたくないなと思います。


反省は、そりゃまぁ、た~~~くさんあります。

一つに、スタミナ。

二つに、トーク力。

三つに、構成力。

あとは全て声楽的な、音楽的なことがたーーくさん。。



もっともっと努力して、よいステージにしていきますから、また聴きに来てくださると大変に大変にうれしいです。



一つの、たった40分の舞台で、とても消耗して、なんだか胃がおかしくなり(いや、もともとおかしかったので)、初めて胃カメラ検査をしてきました。(この本番のせいではなく、たぶん続いた緊張や地震とかがあったのが原因だと思いますが。)

周りの人たちから、胃カメラはきついきついと言われていたものですから、そらもう、ドキドキのバクバクで病院に行きました。
注射を打たれてものの30秒も経たないうちに、あらまぁ。うっかり寝てしまって、全く胃カメラの実感がありません。
気がついたら終わってました。およ。

私の、初胃カメラ体験は、初睡眠導入剤の威力の体験に切り替わってました。

いやぁ、あんなん打たれて起きていられる人いるのかしら。
コロッと寝てしまった私は、意志薄弱の証かしら。
などなど考えつつ、

強引な薬剤の威力や、うんざりするほどの薬の量と、手痛い請求書に、「やっぱり病院は好きやない。」とつぶやきながらふらふらと帰宅した、そんなオフの昼間でした。

胃もだんだん元気になってきましたし、さぁ、気を入れなおして次の本番です!!

4月27日(水)文京シビックのロビーで、またまたランチタイムコンサート[わーい(嬉しい顔)]

曲目は今回初めて歌う曲がほとんどなので、不安はつきませんが、明るいお昼になるように精一杯がんばります。


やほほーーーーい[るんるん]


[るんるん][るんるん]

音楽のエロス [日々のよしなし事]

【本日の小耳会話】

女子高校生A:あ、ステーキ屋さんだ。
女子高校生B:あ、ホントだ。

          ・・・
       A:おいしそ・・ 
       B:(Aに被せて)私、ステーキ嫌いなんだよね~~~
       A: ・・・  
       B:だって噛めないんだもん
       A:あ~、そうそう! 私もぉ~。
    A&B:ね~~~!![わーい(嬉しい顔)]

[がく~(落胆した顔)]Aさん明らかにおいしそうって言いかけてたやん!

ていうか、ステーキが噛めないってどうゆこと?    どゆこと?
君らいったい何食べてんの???

と、心の中で思った、うら老いみず穂であった・・・。


明日は、新宿モノリスビルでランチタイムコンサートです。
下見してきました。
一番いい客席の場所に、木が繁っていました[あせあせ(飛び散る汗)]


前日でしたが、学校で伴奏者なおえこにつきあい、K太ピアノレッスン。

伴奏のレッスンですが、こちらもとても勉強になります。


今日のレッスンの感想は、「音楽ってエロい[ハートたち(複数ハート)]

てことかな。

検閲By母 なのであまり激しいことは書けませんが、いい音楽、感動するメロディー、はっとする演奏は、とても官能的だと思います。

レッスンで・・・

「ん~、そこはなんというか、裸体礼賛みたいな・・。」
「なんていうかなぁ、ずっと触れ合っていたい、というか、柔らかいこの曲線を、こう、なでるような・・・」(女性の曲線をなでる動作付き)
「最後にはもう、眼でだけでその気にさせる感じなんだよね」
「そこの部分ではまた別に、もっとトロトロ潤っているように」

おおっ、主語(ドビュッシーの音楽は、とか、この旋律は、とか)を書かないと、なんだか違う文章になっちゃうぞ。

という解説と共に、指導するK太氏のピアノの音はとても艶やかで、ピアノの音にうっとり[揺れるハート]

なんだか、K太レッスンを明らかに怪しげなものにしてしまった気がしますが、レッスン室のカーテンは開け、いたって健全なレッスンでありますので、誤解なきよう。

どうやったら歌に負担無く音を動かせるのか、歌が歌いやすくなるのか、どの部分が大事なのか、見事に瞬時に見抜いて指摘する彼の言葉にいちいち感歎してました。

あんなふうにたくさんの音楽構造が見えて、他の作曲家との音楽性のつながりも感じられて、きっと、私がこの曲に対して「素晴らしい、楽しい!!」と思っている何百倍もその楽しさを味わっているんだろうなと、思い、早くその世界観を体験したくて、でも勉強も経験もまだまだその域には足元にも及ばない自分にむんむんうずうずした今日のレッスン。


勉強しないと。



明日は、音楽の素晴らしき世界の一端に少しだけ踏み込んだ未熟者が、そこで感じためいっぱいの出会いに喜び、そして一方でまだ見ぬ世界への欲望にずんずんしている、そんなコンサートにしたいなと思います[るんるん]


今夜は早寝。 寝る子は育つ。声帯も休まる。気分も上昇[グッド(上向き矢印)]

花粉よ。飛ぶな[どんっ(衝撃)]

ジュリアード結果 [コンクール・オーディション]

今日もあちこちで地震がありました。

朝はベットの中に逃げ込み。

夕方は、ビリヤード台の下に逃げ込み。

夜は、バスタブに縮こまり。


と、書くとなんだかいつも変な場所にいるみたいだ[がく~(落胆した顔)]


ご無沙汰していて申し訳ありません。

地震はまだまだ続いていますが、毎日を無事に過ごされていますか。


ニューヨークに行き、試験を受け、時差ぼけも治らないうちに地震を経験し、毎日のニュースに怯え、あちらこちらを駆け回っておりましたら、ブログのことをすっかり忘れ、ついでにログインパスワードも忘れ、なんとなく再発行がめんどうで避けておりましたら、前回の更新からこんなに月日が経ってしまいました。


まず、ここで一つ報告を。



ジュリアードから今回の試験の、「不合格」通知がきました。

自分では英語から試験曲の用意やらを全精力を使って準備してきましたが、最後の最後でうまくいかず、結局は自分の力不足の結果に終わりました。

なによりも、今まで力を貸してくださった英語の塾の先生方や応援してくださった各方面の皆様に、よい報告ができなかったのがとてもとても残念です。


ごめんなさい。


しかし、落ち込んではいられませんね。

私のめざすところは、ジュリアードに行くことではなく、よい歌い手になること。

今回の素晴らしい経験はこれから進む道の中の貴重な一歩だと思っています。

たくさんたくさん課題をいただいたので。



よし。またがんばろ。



「磨かずば、玉も鏡もなにかせん。学びの道もかくこそありけれ。」(お茶の水女子大学 校歌)


しばらくサボってしまったので、少し曇ってしまったかな。


私の中の「何か」を、輝かせるためにまた磨き始めます。


これからも、よろしくお願いします。






keep going [日々のよしなし事]

じわじわと・・・・・なんだか・・・・・寒くなってきた・・・・気のせい・・・・ではない。


明日、明後日の東京は雪らしいです。ばんざい[わーい(嬉しい顔)]

寒いのは嫌だけど、雪は大好きです。

雪だるま作れるかな~。今年初の東京の雪景色となるのか、それともいつものように空振りで終わるのか・・・・明日の朝は早くから散歩に出かけようかな~と思います[るんるん]


さて、新年の始まりがなんだかな~~~[バッド(下向き矢印)]だったので、母と二人、人から薦められたのもあり、川崎大師に行ってきました。
DSC02788.JPG

思った以上に大きなお寺で、真言宗だということも知らずに行きました。(ごめんなさい。)

表参道から、浅草みたいにいろんなお店が並んでいる通りをてくてく歩き・・・母はいつものように、目に付いたものを次々と試食して「っこれでお腹いっぱいになるのよ~~~。」なんて言いながら入り口に到着(笑)

DSC02783.JPG
まずはすぐさまお護摩の受付をしにいって、手を洗ったり、煙を頭に振り掛ける人々を後ろから観察したり、自分もまねして頭にふりかけてみたり、(母は、「あ~あったかい」なんていいながら、線香にあたっていましたが・・・)

その後、私がトイレに行っている間に母は大吉をひき、その後私は吉で、ま、とくに悪いことも書いてなかったのでほっとしながら結び、

そして、お寺周りを散策に。

池にいったら大量の亀さんが数少ない石に日向ぼっこをしに集まっていて、ホントにどれが親亀か小亀か孫亀だかわからない状態で無秩序に重なり合って・・・・「どれを引っこ抜いたらあの亀の山は崩れるかな・・・」など考えたりし、またたまに飛び回る鴨さんに「よしっ、そこもっと右につっこめ!」などと念じてみたり・・・・・・

裏庭にまわってみれば、なぜか屋台があって、そこでたこやきと焼きそばを買って食べました。

ふむ、ま、屋台はこんな味でしょう。

やきそばは桜海老やら切りノリやらを掛け放題だったらしく、うれしげにここぞとばかりに大盛りにもり、半分くらいは風に吹き飛ばされながら運んできた母でありました。

そんなこんなで待ちに待ったお護摩の時間になり、たくさんの人でキュウキュウになった畳の上でお坊さんのお話やら、厳粛なお式(詳細は省く)に立会い、お坊さんたちの調和のとれた大合唱と太鼓の振動に感動しながら、なにやら感慨深げな参拝客とともにお寺をあとにしたのでありました。


効果が出るといいな~~。


と、部屋のよく見える場所に危なげに飾った矢先、やっと英語の試験(TOEFL)が目標点に届いたことを知り、まことに川崎大師さまさまよ。


まだまだ今年は長いですが、ほんの少しの信仰心と、本番を前にした緊張感を抱きつつ、またさらに一歩ずつ前に進もうと決意した一日でした。


続けることに意義がある。


明日の目標:雪が降っても、朝の体操[カチンコ]

アナログ廃止に向けて [日々のよしなし事]

昨日は久方ぶりに(といっても5日ぶりくらい?)テレビをつけました。


なんだかよくわからないチャラチャラした番組をプチプチチェンジしていたところ、「アンコールワット」についてのドキュメンタリーが放映されてました。

アンコールワットは一昨年訪れた場所だったので懐かしさも覚えつつしばらく観ることにしました。

内容は、寺院が中心と思われていたアンコールワットは、実は水路で各都市がつながった巨大な水の都であったというもの。

幾重にもつながった水路が街の生活を支え、都を繁栄させ、実はニューヨーク州よりも大きな大都市を作り上げていたということがわかったらしいのです。

その資源利用が、あまりにも膨れ上がり(インフラ?)、豊かな自然を使いすぎたためにその都市は滅亡し、今のような姿で発見されるまで静かに森に覆い隠されていたと。

このドキュメンタリーを観て、今まで信じられてきた説を全く違う角度(水路)から反証した学者さんの熱意や困難さに胸打たれ、また、自然を使いすぎたことでの破滅という歴史が、今の私たちに伝えるあまりある教訓にもっと耳を傾けるべきだという思いに駆られました。

いい番組だなーと思ったら、ドイツの製作でした。放送はNHK教育テレビ(Eテレ)。


今日観たテレビは、これまたNHK教育のオペラレッスンです。

バーバラ・ボニーさんが若手の歌い手さんの指導をしている番組です。
バーバラ・ボニーさんは、昔からドイツリートなどでよくお手本にしていたソプラノ素晴らしい歌手(笑)ですね。
声の透明度がはんぱない。私の今日の表現力もはんぱない(悪い)。

今日の生徒さんはソプラノでラ・ボエームのムゼッタのアリアを歌っていました。

今日はどちらかというと表現の指導でした。

ボニーさんの指導に合わせて生徒さんがピアノに乗ってねっころがったり、男声を誘惑したり、自由に動き回っていました。

はじめは少し恥ずかしそうだったのに最後には本当に自由に動いていて、色気むんむんで、その切り替えの早さや、すぐに自分をさらけだす勇気に「天晴れ」でした。いや~、すごいって。人種で比べるわけではないけれど、日本人だったらあそこまでできないだろうな~、いや、私だったらきっと腕を挙げることにもためらいがあるだろうな~~、どこかにかならず照れがでてしまって台無しだろうな~~と思うばかり。

いつも小さくまとまって、目立たずにうまく通り抜けようとしてきた自分の勇気のなさに、喝を入れたい。変わりたいと、願います。

そうだな。

今年の目標。  「捨てろ、プラスにならない羞恥心!!!」 に決定です。



しかし、まあ、思ったのが、NHK以外のテレビ局のつまらなさよ~~~。
時間帯にもよるのでしょうか。知ってても意味のないクイズ番組、とにかく食べるだけを見せられるグルメ(?)番組、芸能人がキャピキャピ騒いでいるだけのゲーム番組・・・・・・・。人が100万円もらっているのを観てもなんにも得にならないやん。

と。。。思って仕舞うのは、年のせ・・・・い・・か?


お笑いは基本的に好きだし、娯楽は必要だとは思いますが、なんか前にも後ろにも進まない番組が多いな~~と感じる昨日今日でありました。

そして、はたと思った・・・・。


この現象は、私のテレビがアナログだからか・・・?


最近テレビ枠の上と下がデジタル放送喚起表示で乗っ取られて、観るスペースが狭くなったが・・・・・


これもつまりは総務省からの小憎いいじわる対策か・・・?


もしやあの幅は、日に日に狭くなっていくのか・・・・?


と、次第に被害者意識ぶってくる・・。


これも年のせいかしら。


もしあの幅がテレビを一面埋め尽くしてしまっても、テレビを自分で買い換えるなんてしないだろうな。

辛抱強く、誰かに買ってもらうのを待ちたいとおもいます[黒ハート](無謀!!)



明日の目標:朝日を拝み、元気に街を闊歩して、おばあちゃんたちと一緒にラジオ体操!

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