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Goodbye,2011 Hello! 2012 [日々のよしなし事]

毎年紅白をバックに年末を迎えてきて早28年が過ぎました。
今年は嵐さん働き過ぎですね。
テレビをたまにちらりとみると、出演人口の半分が芸人かジャニーズさんなのではないかと思うこともあります。

今年2011年は誰もがいろんなことがあった一年でしたね。
私はと言えば、年明けすぐにおばあちゃんが亡くなってしまったり、TOEFLの試験に追われ神頼みにしたり、アメリカに行き、よくわからないまま言われるがままレッスンやらオーディションやらを受け、失敗して涙に暮れたり、地震におびえたり、やる気がなくなったり、それも一瞬ですぐさま挑戦を始め、飯塚のコンクールで賞を頂いたり、コンサートやコンクール、マスタークラスなどなど、割と毎週のように何かの本番に向けて練習していたり、船に乗って感動したり、船に乗って気持ち悪くなったり、米国留学を決意してのろのろと準備を始め、ビザを取ったり、語学学校を適当に選んだり、自分の英語能力に落ち込んだり、初めて第九の合唱に乗ってみたり、と思ったら12月は怒濤のように第九にまみれたり、いろんな人と新しい出会いがあったり、仲が深まったり、はぁ〜〜〜いろいろありました。
どれもこれも、必要な経験だったな。
無駄だったのは、何もない時間を多く睡眠に費やしてしまったことであーーーる。むん。


やっと、やっっと、財布の紐をそぉーっと弛めてえいや〜っとばかり、おニューのパソコンを購入しました。初めてのMacbookです。
12月後半はパソコンがホヨホヨして触るのも申し訳ない感じでした。
これで、少しはこのブログの更新やメールの返信も早まるでしょう。


今は実家に帰って、いつものように母のおかしな言動に爆笑し、故郷の変わっていない自然や、方々で使われる方言に癒されたりしながら、迫りくるリサイタルの準備をしています。
あと30席くらい残っています。
渡米前の初のコンサートです。ぜひぜひぜひ、応援に来ていただけるととても嬉しいです。


今年お会いできた皆さま、このブログが近況報告となっている皆様、コンサートに来てくださった皆様、お世話になった皆様、一緒に音楽した皆様、一緒に飲んだ皆様、2011年も大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

これからも、どうぞよろしくお願い致します。
よいお年をお迎えくださいませ[わーい(嬉しい顔)]
幸せな新年が来ますように。


それでは、2012年にお会いしましょう[ハートたち(複数ハート)]

怒涛の12月 [日々のよしなし事]

皆様こんにちは!お元気ですか?

1月リサイタルのチラシがやっと、やっと、できました。
草案してから何度もレアレ先生のダメだしを受け、ワードのトラブルに見舞われ、PDFへの変換方法がわからず、印刷会社へのファイルの入稿方法で悩み、自分なりに色々苦労して作り上げた一枚です。
写真は友達に代々木公園でとってもらい、デザインはワードで自らやってみました。
チラシの経費は印刷代の1600円だけです。
チケットも自分で手作り。

たくさんの方に見ていただけるとうれしいです[るんるん]
と言ってこの場所にアップロードしようとしたらファイル形式が違ってだめだと言われました[もうやだ~(悲しい顔)]
あーもう、PDFとかJPGとかMP3とかなんちゃらの変換で相当このパソコンと格闘しましたのに、またもやわけわからん。一個のファイル形式に統一して欲しい・・・・。「便利な世の中になった」というのは、そのシステムを上手く使いこなせる人だけに対して言えることなのではないか・・・とぼやく今日この頃です。

また調べて、この場所に掲載しますね。


気を取り直して。
私は元気に音楽の月、12月を過ごしております。
特に今年は東フィルの第九コンサートが9回あり、間にコンサートを3つ抱えて(1つは終わりました。)、その間にリサイタルの練習に励み、ひたすら前を向いて音楽する日々です。

しかし、第九の合唱は待つのが仕事みたいなものです。
第一楽章から4楽章の途中まで約55分間、微動だにせず、かゆくてもじっと我慢し、眠くても必死で白目の目を見開き、舞台上の暑さに耐え、鼻血が出やしないか心配し、鼻血が出てしまった場合の対応シミュレーションをし、面白い動きをするオケの人を探し、好きな部分のメロディを愉しみ、差し迫った曲の歌詞を思い出し、妄想に耽り、にんまりしてしまいそうになる自分をいましめ、やがて飽き、他の人は何を考えているのだろうかと動かせる目を最大限に動かして探り、しかし乾いたコンタクトが取れてしまわないか不安になり、たまに深呼吸をし、しびれた足の位置をわずかに変え、あとは全てを無にして石になる・・・・時間を過ごして、やっと歌う出番になったら凝り固まった身体を駆使して15分あまり精一杯歌います。

あと7回くらいあります。

何もしてはいけない時間の時間の潰し方をご教授いただけた人、あめちゃん一個あげます。

さて、今日は船でお会いした、エロスの代名詞こと、渡邊辰紀様のコンサートに行ってきました。
去年も行ってその年一番の感動と興奮をしたため楽しみにしていたこのコンサートは、東フィルのコンマス荒井さんと今は九響のコンマスという近藤さんと辰紀さん3人で奏でる「風天雷舞」と言う名の激しいコンサート。

今年で3回目で、なんと今年で終わり?らしいです。悲しい・・・・。
2時間半あまり、全ての曲がものすごい集中力とテクニックと根気が必要なそんなプログラムで、まずあのバイタリティと集中力と体力に感服。技の競演て感じでした。

確か一年前にもこのコンサートの感想を書いた気がするんですが、ほとんどの言葉や解説は必要なく、音楽だけで観客に語りかけ、納得させ、興奮させることができる域に達している皆様の演奏を憧れと尊敬のまなざしで見守るばかりでした。すんげーーーーーーー。


最近は弦楽器の演奏からあらたな発見というか、自分の演奏のヒントになるようなエッセンスを吸っています。
今日も大変勉強になりました。

音楽だけで聞き手と会話ができる、そんな演奏会がひらけるようになりたいと切に思います。

まだまだ無理です。



と、言っているうちに、明日はクリスマスコンサートです。

楽しみにしてくれている人々のために、最後の1秒まで努力して舞台に立とう。
ファイト!!!

さむさむさー [日々のよしなし事]

今朝、外で人を待ってる時に寒かったので、何気なく「おほーー、さむ。もう12月だな。」

と言ったら、

「まだだよーー!!まだ11月!!!!」

と激しく突っ込まれました。


その人曰く、12月が来ると一年も終わりの実感が染み出して、寂しくなるそうです。
なるほど~。

話は変わって、小学校のとき、日直は一日の出来事を俳句にしないといけない、という先生が勝手に決めた日誌の欄を埋めるために、みんな必死になって真っ白な頭の中の語録集から言葉を引き出していたものだが、あまりにもなにも浮かばなかったのだろう、ある12月の寒い日の俳句に、誰かが
「さむさむさーさむさむさむさーさむさむさー」

と書いてあって、あまりにいい加減に、だけど率直に、そしてリズミカルに誠にうまいこと寒さを伝えているこの俳句!(と、その当時思った)に密かに感激し、「さむさむさーさむさむさむさーさむさむさー」とことあるごとに唱えていた。


そんなあどけない日々を思い出す師走間近。


パソコン氏がどうにも調子が悪くなり、なかなか電源がつかず落ちず言うことも聞いてくれず、待ち合わせに遅れてはお腹をすかせた待ち人をいらつかせるといいうことが日常茶飯事になってしまった。
ご飯を食べればころりと機嫌がよくなる彼に感謝しよう。


さて、お知らせしていた東フィル定期はほぼ満席、ダン・エッティンガーさんの、口からほとばしる飛沫と情熱的でややファシズム的な音楽を呆然と眺め、オケが奏でるワーグナーやグルリットやヴェルディの重厚な音楽に浸り、なんとかステージ上でこけることなく勤めを果たしてきました。

そして次の日は前日と打って変わった台風のような豪雨の中、はるばる東金の地まで行き、ヴァイオリンとピアノの音に助けられながら、自分の中でいきおい挑戦したプログラムを温かなお客様名の前で披露でき、充実して楽しいときを過ごしました。
遠いところから本当にあのお足元の悪い天候の中、わざわざ聴きに来て下さった皆様、頭があがりません。
皆様は無事に帰れたでしょうか。こちらは打ち上げを早めに切り上げて帰ろうとしたもののまったく電車が来ず、何番線に来るかもわからず混乱の駅のホームを何回も上がり降りして、やっとこさびしょびしょで帰宅できたのは、さて、夜11時手前だったでしょうか。

全行程含めて思い出に残るコンサートになりました。出演者の皆様、来ていただいた皆様、心からお礼申し上げます。


さ、11月の本番はあと一つ。名古屋です。
大学時代の友達とも会えるので楽しみ。

んーやはり、ひつまぶし、ソースかつは必須でしょうか。


2日前にしていまだにどんな舞台になるか、想像できていないのですが。。。。。



ぬっ、気合だ!

がんばりマンはがんばるさー、ちっちゃくたって力持ち!!
がんばりマンの合言葉、みーんな仲間でえいえいおーーー!!!!!

(弟が幼稚園のときに覚えてきた歌。)


最近ふと昔の楽しい日々の断面を一枚思い起こしては懐かしむことが増えた気がするんだけど、これも12月のせいかしら。


追伸:献血をしてきました。何年か前に行ったときは貧血で断られましたが、今回は平均値越えでいたって健康な血を差し出すことができました。喜ばしいこと!

Fukuoka [日々のよしなし事]

船の旅行を終え、なんだかとても疲れてしまったので、今度は空を旅し、地元福岡に帰ってきました。


目的は、ひさびさの帰省と10月14日にある地元の小学校でのコンサートです。
自然のパワーを吸い、英気を養い、小学生によい歌をお届けしてきたいと思います。


海の上の景色も素晴らしかったですが、空の上からの景色も今回は素敵でした。

羽田から出発した夕暮れ。
穏やかな海がまるで一枚の鉛板のように地上に敷かれ、彼方には秋風の中蜃気楼のようにたたずむビル郡がありました。その上にぽっかりと開いた雲の隙間から木漏れ日、ならぬ、雲漏れ日が、なんだか都会の一部分を祝福しているかのようにまあるく降り注いでいて、なんとも幻想的でありました。


船のように、飛行機でも甲板に出て周りの景色を一望できればいいのに。

ま、強風で眺望どころではないだろうけど・・・。



東京にいると、いつもなんだか眠いというかだるいというか、胃が重い感じでしたが、福岡に降りて空気を一吸いして、あら不思議。

元気がみなぎるではありませんか。


これこそ、地元パワー。


ま、ソフトバンクが優勝して、福岡自体が活気づいておりますからね。ふふふ・・・[黒ハート]


さて、福岡に着いてからは、母の母たるおとぼけ?パワーが炸裂でした。


○船の旅行にて、壱岐で買って送っておいた焼酎を今日みんなで飲もうという話になり、父の運転する車内から母に電話。

「ねぇねぇ、おつまみあるかな~?」


おつまみといえば、やはり明太子とか、チーズとか、イカとかするめとか、ピーナッツとかではありませんか!!!???


母の答え

「えーと、サラダならあるよ~~[わーい(嬉しい顔)]


父と二人、「サラダってつまみになるっけ?」

「ならん、ポテトサラダならまぁ・・・。いやぁ、きっとたまねぎサラダだな。ならんな。買っていくか。」

と、閉まりかけたスーパーに立ち寄る。


○たんまり買ってきたつまみを取り出しながら、そこにあった刺身を見て、

母「あら、これは明日のおかずかしら。」


いやいやいや、刺身は今日でしょ!!

と、突っ込む。


○お仏壇に線香を上げようと、火を付けると、


お線香が半分でポキッと折れた!!!


縁起が悪いなあーーと思って慌てて床に落ちた線香を拾って
「お母さん、線香が折れたよ~~!!!」

と言うと、

母「あ、それ、長いから折っといた。」


ええっ[あせあせ(飛び散る汗)]折ったの・・・?そんなんあり?

母「あら、たたみに火が落ちたのっ!!!やめてー代えたばかりなのに~~。」

と焦って来るも、火のついた部分が床に敷いたタオルに落ちたのを知るや否や

「ほっ、敷いといてよかったわーーー。ビニールも敷いとかなきゃね。」
と、自分で納得。


いやいや、こちらは線香を(しかもそれほど長くない普通の線香を)長さも不揃いのまま折っていたという事実に衝撃なのに!!!


○そして、食卓にて、

母「この間、高橋真理子のコンサートに行ってきたのよ~。」

「あれ、歌ってた。ほら、あれ、マリーへの伝言!!!」



一同:????


母「マリーが来たから伝えてね~~♪」


「ジョニーやしっ!!!」

んーーー、なんかいろいろ違うし!!!!![もうやだ~(悲しい顔)]


帰って来たとたん、爆笑の絶えない我が家です。



すっかり元気になりました[ぴかぴか(新しい)]

蛇が出た! [日々のよしなし事]

ある蒸し暑い昼の真っ只中、電話が震えました。


見てみると、「母」の表示です。


何か頼んでたっけ~?それとも何かの督促状でも届いたのかしら~?とちょっぴりドキドキしながら出てみると、


蛇がでたの~~~[どんっ(衝撃)]

は?

「へ、へ、蛇が、二階にいたの~~~!!!いや~~ん[ふらふら]


私「え?・・・なんで?」

母「二階に、しかも鎌首持ち上げていたの~~~もうぅ~~二階に行けない。寝られないぁskhf;おあいh;お!!!」

私「えっっ!!お父さんいないの?」


母「二階にいたのよ~~信じられない。もう~~どこにでも入ってくるのね~~!!!!もう~いや~~~」

私の言うこときいちゃ~いない。。。。

私「もしもしっ? お父さんに言ったら?お父さんはいないの?」

母「もうとってもらった~~」

私「え?お父さんに?」

母「うん。あ~~~もういやだ~~~二階に上がるの嫌だ~~~。」

私「あらぁ~~、いやだね~~。どんなの?」

母「いやだぁ~~~もう二階で寝たくない~~~。じゃぁね~~~~~[手(パー)]

ぷちっ・・・つー・・・・つー・・・・つー・・・・。





・・・・・・



なんじゃそりゃ。


蒸し暑い真昼間、電車の騒音もかき消す母のパニクった高音と、「蛇が二階にいて、お父さんに取ってもらって、母は二階で寝たくない。」というのみの情報を得ました。

面白い母です。


10年くらい前に、父に「結婚て何?」て聞いたことがありました。


父は一言、


「我慢ばい」


と言いました。


父と母、長いこと一緒にいて、今は仲良く二人で人生を楽しんでいるようでなによりです。


父も昔は我慢したかもしれないけれど、今は観たい韓国ドラマが母の録画と重なっていたりして見られないとプンスカ怒るようなので、きっと今は我慢してないんだと思います(笑)

という、家族小話から始まりました本日の記事です。



さて、私は4月からの1週間毎本番ありのしゃきっと生活から7月中旬でやっと開放されて、今は少しだらっとしています。

7月にしばらくフィットネスを休んでいたら、見事に身体がたるんできました。
そうすると、歌の支えも掴みづらくなってきた気がします。
たくさん歌うと喉が疲れる・・・・ということは、お腹がしっかり使えていない証拠。とようやく最近気がついて、そうすると喉を壊しやすくなるので、もう一度基本に戻りながら歌の筋肉を鍛えようと意識改革です。


明日は小さな本番なので、これを機にもう一度しゃきっとしないと。

テレビのアナログ放送が終わり、新しいテレビを買ってもらえる人にめぐり会えなかった私は(笑)テレビなし生活に突入しました。

まぁ、テレビ買うお金があったら、立ち上げに15分はかかるパソコンを新しくしたいですが。
て、誰も聞いてませんが。

でも本当は楽譜がたくさん欲しいですね。


音源は手に入って、あ~~これ歌いたいな~~と思っても、なかなか楽譜を探すのが難しいのが現状です。

私の探し方が悪いのでしょうか。
ヤマハにお願いするとたいてい1ヶ月くらいかかりますと言われてしまい、インターネットでカツカツ探すけれども、お目当ての楽譜かそうなのか、いまいちよくわからなくて、不安なまま購入するか、もうちょっと探してみようと思ってそのまま・・・・ということも。


上野にある音楽資料室はけっこう重宝していたのだけれど、この節電の影響で、土日のみ、となってしまって、土日に仕事の多い音楽家には非常に厳しい現実であります。

もし私がどこぞの市長になれたら、音楽家の街を作りたいと常々思うのですが・・・・

そこの地域では、
一、朝8時から夜11時まで、自由に練習してよ~し!!
一、必死に練習していることに対して、騒音苦情を言うべからず。
一、そこに住む音楽家はローテーションを組み、市内のコンサートホールで演奏会を行うこと。その費用は市が負担するが最高の演奏が出来るよう各個人しっかり準備すべし。
一、出版されているすべての各国の楽譜と音源及び音楽関係書物、辞書が所蔵されている図書館は朝9時から夜10時まで利用可能。
一、専門の音楽教師(各楽器の専門家、ヴォイス・コーチ、ディクション、言語指導、演技指導、メンタル・トレーナーなどなど)を市が雇い、希望者はお安くレッスンを受けられる。

な~~~んて街があったらいいのにな~~~[わーい(嬉しい顔)]


この国、音楽家に対して、というか、一芸を極めたい人たちにはちょいと生きにくい国であるよ~~~。

何を書くにも職業欄と勤め先があって、その選択肢を選ぶのにいつも苦労するよ~~~。


まぁ、実際にこの国を動かしているのは毎朝ギュウギュウ詰めの電車に乗って働くサラリーマンと呼ばれる忍耐強い素晴らしき人々であるので、何も言えないのですが・・・。


いや、本当に、歌が歌えるだけで幸せです。

神様、ありがとうございます。父母、ありがとうございます。


文句は言わず、しかし革命心は胸に抱き、音楽がもう少しこの国に認めてもらえるように、芸術をするのがもう少し楽になる国を求めて、明日も、前進です。

シューベルトのシャケ [日々のよしなし事]

ある人から聞いたお話。

とある演奏会にて・・・・

演奏会はいろんなものがあるが、たいていのクラシックの演奏会は、静寂に包まれ、ピンと張った緊張感が漂う・・・。そして、たいていむせる人がいる・・・。

この日もいつもと同じ、静けさの中、演奏者が登場していた。

そして、司会者が言ったのだ。

「さて、続きまして、シューベルトの・・・・




シャケ。」



シャケ・・・???[ひらめき]


客席にいたある人は、いや、全ての人の脳内は??と謎謎謎謎に埋め尽くされた。だろう。


舞台上の演奏者はしばらく司会者を黙視していたが、

演奏を始めた。


たららたららたーんたーーん♪


そこに流れたのは、



シューベルト、鱒。


ます じゃ~~ん。[ひらめき]


会場のいたるところで、ヒソヒソザワザワという音と、笑いを包み隠そうとする苦しい悲鳴が聞こえたのは言うまでもなかろう。


どうやら、司会者が気付かず読み間違えたらしい。

しかし、シャケて。

いや、鱒はサケ科だけど、

シャケて・・・。

なんだか切り身になった感じだし。


シューベルトのシャケ。意図するところはさしずめ
「娘たちよ、気をつけなさい。男はみんな包丁を持って、煮るなり焼くなり好きにしようと待ち構えているんだから!」てとこかしら。


最近爆笑してしまった、ある人の本当にあった小話でした。

しばらく、ますの演奏は控えよう。
演奏者がよく吹き出さずに歌えたものだと思う。これぞ、プロフェッショナル!



さて、月日が経つのは本当に早くて、紀尾井ホールでの第九演奏会も無事に終わり、今度はレアーレ先生のマスタークラスにむけて準備中です。

カレンダーに堂々と書き込んだ、今月いっぱいまでにマノン全曲暗譜!!目標は果たして果たせるのであろうか・・・。

あと2週間、暑さなんかぶちぬいて8月にむかって生きましょうぞ[exclamation×2]




Bon courage [日々のよしなし事]

今日は久しぶりにフランス語のレッスンに行ってきました。

だいぶ、忘れていた・・・・olalala....


今日覚えたこと。

先生との雑談で出た言葉。
”VINI VIDI VICI!” (カエサルが言った名言 来た、見た、勝った)

ニューヨークに行って、これ言ったらかっこいいよ~。とか盛り上がっていたら、これだけを覚えて帰ったという・・・どうしようもない・・・・。

しかも、これ、ラテン語やん・・・・。

一応、フランス語は
J'ai venu J'ai vu, J'ai vaincu! ですね。
ふぅ~~。


フランス語を初めて習ったのは大学3年くらいのとき。一年間だけの授業で、顔と声に反して厳しい女性の先生に毎回容赦なくつっこまれた思い出があります。

授業時間中、どこからともなく
「ちーちーぱっぱ ちーぱっぱ。すずめのがっこの先生は~~~、鞭をフリフリちーぱっぱっ♪」が流れてきた、
周りの友達と談笑する間もなかった・・・スパルタ授業。。。。思い出すだけで、幾分涼しくなります[雪]

その当時も、本日も、四苦八苦して、限りあるフランスの単語を搾り出す授業を受けて、干からびて家路につく頃には、ちゃんと勉強しよう!!!と、毎回誓うのですが・・・・


気がつけば頭の中のサボり魔み~ちゃんの言葉に簡単にくじけてしまう、そんな日々のくり返し。


いかんぜよ。



いかんぜよ!!!



思いの種をまき、行動を刈り取り
行動の種をまいて、習慣をかりとる
習慣の種をまいて、人格を刈り取り
人格の種をまいて、人生を刈り取る


大学の図書館でちらと開いた本の中に書いてあって、ドキッとしたので、今は私のスケジュール帳の見開きにこれみよがしに書きとめてあります。

私の場合、

歌いたいと思い、勉強をし、、
勉強をし、練習をして、勉強をし、
それを通じて自分の美徳を肥やし、
そうしてできるのが私の人生

と。


日々、気持ちあらたに生きていけるといいな。


しかし、いつもやる気が出るのが夜って、どういうことでしょうかね、まったく。


アイス一本食べて、(←ここがもうすでに・・・) 勉強に励みましょう。


Bon Courage!!!

夏は~きぬ~~~ [日々のよしなし事]

誰かが
う~のはな~の匂うやまだに、ほととぎーすはやもきなきて、・・・・・♪
と歌っていたら

そのうち誰かが
「夏はキヌ~♪・・・・・・て冬はモメンかしら・・?」

などと、言い始め、

また誰かが
「え、豆腐のこと?」
と問い、

「あ~、夏は絹豆腐で冷奴。冬は木綿豆腐で鍋て感じかしら?」

などと続け、最初の人が

「いやいや、夏は絹の服てことかと思ったんだけど、そうか~豆腐か~~。なるほどね~」

となり、しばらく唖然と放置しているとそれからだんだん話の行方がわけわからなくなったことはありませんか?

突っ込みがいないとこうなりますよね。



ふぅ。

深く考えないでくださいね。

最近実際にあったような会話です。

みんな暑さにやられてるんですかね。


私といえば、5年前くらいに勉強した楽譜を久しぶりに歌おうとひっぱりだしたら、

表紙めくったところに

「シュークリーム、あんまり好きじゃないことに気付いた。」

てポツンと書いてあって、過去の私、いったい何があったんだろう、というか、シュークリーム好きだと思うけど・・・・・・としばらく考え込みました。

暑かったんですかね。



はい。

夏ですね[わーい(嬉しい顔)]

頭が湯豆腐のようです。もわもわしています。


節電対策で、家で扇風機のみで窓も密閉して練習したら、一気に痩せられそうでした。

体力と忍耐力もつくでしょうか。


しかし、倒れても誰も助けに来てはくれないだろうなので、早々に部屋はあきらめ、より涼しい学校へ通うことに決めました。

学校の練習室も朝8時までと夜20時以降しか冷房は使えません。


学校のピアノのレッスンは朝6時からとかになっていました[がく~(落胆した顔)]


がんばれ学生さん。

平気な顔をしつつ、汗水たらたらで練習しました。
若いものには負けられん。

どこへ逃げても暑いですね。

7月始めにして、ぐったりしていてもう夏ばてかと思いましたが、なんとか身体も慣れてきたようで、明日からまたジムに通おうと思います。
水泳をすれば涼しくなるはず。


7月は、東京オペラシンガーズの一員として、紀尾井ホールでの第九合唱に乗って来ます[るんるん]

素晴らしい歌い手さんたちと、一流のソリストさんを迎えて公演するシンガーズの本番は、いつも新しい視点を与えてくれます。
今回も楽しみです。


しかし、わたし、第九やるの今回初めてなんです・・・・・・・。

と、言うと、
歌い手ならば、一度は乗るだろ第九!!!て顔をされます。

いやぁ、第九に乗る機会なんてなかったんですよね。。。

あと2週間ほどで本番なので、いまからせっせと暗譜です。

ただいま、
ベートーベンさん、やなとこ歌わせるなぁ。くっ、きつい・・・負けました・・・。という状態です。


今は、「今日は第九の稽古だった!」

というと、頭の中で「今日は大工の稽古だった!ぷぷ。」

と変換されてしまうのですが、あと5日もすれば、「大工さん」が「第九さん」に変換されるようになるだろう・・・・・・・か?



いつの日か、第九のソロも歌う日を夢見て、明日も練習がんばろうと思います。

ある一家の騒動 [日々のよしなし事]

その時、私は練習を終え、至極上機嫌であった。

お~~と~こにぃ~は~お~~と~このぉ~、ふ~るさとぉ~がぁ ある~と~いうぅ~~♪

と、自分に出来る得る限りの中島みゆきの声まねをして大声で歌いながら、お風呂のお湯を溜めようと意気揚々お風呂場にむかっていた。


おぉ~ん~なにぃ~は~おぉ~~ん~っなの~ふ~ぎゃ~~~~[どんっ(衝撃)]




我が目の先には・・・・



巨大な




ゲジゲジ!!!!



すぐさま踵を返し、部屋に戻ると、

父はなにやら電話中。母の姿はなし。


しばらく様子を伺うも、電話の終わる気配なし。


しかたなく風呂場に戻ると、彼、ゲジくんは、   やはり  いた。


見つかったことに驚いたのか、慌てた様子でしばらく窓に登ろうとしていたので



「よし!それいけ。元の場所へ戻るんだ!!」


と様子を見守るも、うでの力が足りない。


あんなにたくさんあるのに[ちっ(怒った顔)]



ステンと滑り、空の湯船に滑落。

その後もしばらく垂直の壁と戦っていたが、無理だとわかったのだろう、その後は腹を決め、じっとだんまりを決め込むご様子。



彼とにらみ合いつつ、

①タオルでつかむ。
②ほうきで窓枠まで持って行く。
③菜箸でつかむ。

の選択肢を考えるも、どれも自分に向かってくる危険性があるため即座に断念。

④様子を見る。


でなんの解決にもならないことにうすうす気がつき


⑤やはり父に助けを求める。


に決定する。



父の電話はまだ終わらない。



くっ、男も長電話するとは・・・。


加えて父の韓国ドラマへの執着心を日頃から見るにつけ、


どうも我が家は一般の夫婦とは逆かもしれない・・・などと、思いをはせていると、

どこからともなく母が現れる。




「お母さん!!!ちょっとちょっと!!!」


と呼ぶと、私のゆがめた顔から何かを察したらしい。



「え~~~、やだ~~~」


と、即座に拒否権を行使される。


しかし
「ゲジゲジ!!!風呂場!!!」

と端的な説明をすると、


「はっ、なんだ~ゲジゲジくらいで~~[決定]

と、気軽な戦闘態勢に入る装いを見せる。


よしっ。

と母を風呂場に案内すると、


「どれどれ」といって飛び込んだ母は


「いやぁ~だぁ~~[ダッシュ(走り出すさま)]

と言って飛び出てきた。


「大きすぎる」

という言葉が示すとおり、このゲジさん、体長20センチもあろうかというほどの巨漢である。


ゲジゲジ眉というが、このゲジさんが眉になったら、目は開けられぬであろう。



母は、即座に敗北し、父の元へ。


そこでやっと長い長い電話が終わり、すかさず「うむ?」も言わせずお風呂場へ引っ張る。



父は、「ゲジゲジやんか~~。窓ば開けとくけんやん。」

といいながらさっそく火ばさみを取りに倉庫へ。


父に「誰かね~?網戸じゃない方の窓ば開けたつは~」

の声に、

私:「私じゃないよ!!!」
母:「私も開けてないよ~。みずほやろ~昨日最後にお風呂に入ったのは~。」
私:「ええぇ~~!!!私開けてないよ~~~!!!」


と ここで責任転嫁のなすりつけ合い合戦が始まるかと思いきや、ゲジちゃんの様子が気になり父の陰に隠れながらその捕り物合戦の一部始終を観察する。


父の手により、ゲジちゃんは潔く観念し、はさみの間でしばし空中遊泳を楽しみ、優しく自然に帰されたのでした。


チャンチャン[るんるん]



その日、お風呂に先に入るかどうかで人情味あふれる譲り合いが起き、父が悠々一番風呂を楽しんだのは、言うまでもない。





男には男の、責任で勝ち取る得がある。
女には女の、依頼心で勝ち取る危機回避がある。





福岡記 [日々のよしなし事]

4月27日のシビックコンサートは、会場に到着して今回のコンサートがテレビ放映されることを知り、一気に緊張ボルテージが上昇しましたが、なんとか、温かな聴衆の皆様やスタッフの方々のおかげで、無事に終わることができました。

テレビは、文京区のローカルテレビで、5月の3週目あたりくらいに放送されるらしいです。
あな、おそろし。

テレビと言えば、本日5月1日、夜9時から、BS11にて、昨年行われたジュリアードコンクールの一連の模様などが放映されるようです。参加者の演奏や、我がお茶大の先生方なども出演予定です。

いやぁ、これも、いと、あなおそろし。

ジュリアードコンクールは、本当によいコンクールだと思うので、もっともっとたくさんの歌い手の方々が受けるといいと思います。
普通では体験出来ないことを、させていただきました。

受ける前とあとではいろんなものに対する意識が変わりました。



さて、ただいまは実家に帰って来ております。

福岡は寒かったり暑かったり[猫]

昨日は父と山にたけのこ掘りに行き、道ばたで売ってみたところ、23個ほど売れました。
大きいのも小さいのも全部100円。薄利多売もいいとこです。

近所の人に喜んでいただけて、父は満足のご様子。

毎日、のんびりのびのびと過ごせています。
緑に囲まれるとほっとする。



以下、ある日の夕食の会話。


母:この前映画見に行ったよね~。

父:なんばみたかね?


母:ほら、えーと、あの人よ。


・・・えーと、ブルースウィルスミス。



私:(うおっ!!なんか合体しとる。)

ブルース・ウィルス?ウィル・スミス?

母:そうそう!ブルース・ウイルス。

あの人は死なないね~。普通じゃ死んでる。

父:映画やけん。

あ、あれで死んだやん。   えーと、・・・ハルマゲドンで。


私:ぶっっw


母:ハルマゲドン やったかね。


父:あら、ハゲマルドンかね。

私:ぶぶっっw

母:ああ、ハゲマルドン。 ハゲてるしね。



私:(ええっ!!納得?)

以降、どんどんずれていく会話。


締めくくりは、

母の「あ~、サラダおいしかった。」


しかし、その日のご飯は、焼きサンマ、里芋の煮付け、野菜スープ、ご飯。


父&私:(サラダなんかないけど・・・????)


という、謎に終わる一言であった。




笑いの絶えない、明るい家庭であります。


ささ、今日はどんな珍会話が生まれるでしょう。


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