[かわいい]
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2012年より心機一転、ブログを移動したいと思います。
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2011-10-01 [音楽]

皆々様、長らくご無沙汰いたしまして、申し訳ありません。

8月も過ぎ、9月も飛び越して、10月になっておりました。

いやいや、7年間つきあっている愛しのパソコン君とさすがに倦怠期におちいりまして、手を触れ合うのも、目を見るのもお互いうんざり、どうしたもんかと思ってしばらく船旅にでも出かけてきました。

またこれからラブラブと、新たな一ページを綴りたいと思います。
お楽しみに[黒ハート]


はい。ということで9月は約10日間の「ふじ丸で行く、秋の日本一周クルーズ[船]」に行ってまいりました。
huzimaru.JPG

今回の「美しい日本の歌」メンバーは前回と少し違います。またパワーアップした感じです。
演奏後.JPG

右からでんでん(Vn)、泉さん(Vc)、藤村さん(Vn)、なもちゃん(Vn)、たつきさん(Vc)、みず穂(Sop)、けにちさん(作曲&ピアノ)、島さん(Ten)です。

10日間、正しくは9日間、2回の夜のメインコンサート、ほぼ毎日のアフタヌーンティコンサートとナイトメロディ、それから歌声広場、そしてその他あらゆるところでの演奏と、みんな読売旅行さんにまぁ、たくさん働かされてきました。

あ、誤解があってはいけませぬね、そのどれの演奏の機会も自分にとってはとてもためになるものでした。
感謝しておりますよ。


今回のお船は、まず台風に追いかけられて釧路行きが急遽函館に変更になるところから始まり、鹿児島からは強風にあおられて終わりました。

いやぁ、揺れた揺れた・・・・。全体が円を描くように揺れるんですね、あの大きなお船って言うのは。

何かをじっと見ている時が一番酔いやすく、何がきつかったって、自分のお顔を整えているときでありました・・・。眉毛書いては・・・ベッドに倒れこみ小休止、「あ~まだマスカラやんなきゃ・・・」と気合入れなおして片方やってはまた倒れこむ・・・・という状態になり、あわや、歌えないか??と恐ろしかったですが、そこは、歌い手の根性が勝ります。発声をするなり元気を取り戻し、テノールの島川さん(通称:島さん)とともに元気はつらつと歌声広場をこなしてきました。

そこへ来ると楽譜をじーーとみるのが常のヴァイオリニストなんかは大変だったのでしょう、永澤菜若ちゃん(通称:なもちゃん)や伝田さん(でんでん)は時折白ーい顔をして練習から帰ってきたり、隣にビニール袋をぶら下げて練習したりしていましたね・・。

さらにさらに、楽譜を書くことがお仕事の作曲家西澤さん(通称:けにちさん)はもうあの揺れが大敵です。一番ひどい状態になっておりました。一番大変だったのが、毎日40分はかけて作り出すという髪形だそうで・・・・何度も普通の髪でいいじゃんといいそうなりましたが、そこはけにちさんの譲れないこだわり!毎日誰よりも早起きして髪のお手入れに余念がなかったそうであります。そこは、雨にも負けず、風にも負けず、揺れにも負けず、といったところでしょうか。

て、ここでこんな人のプライベートなことをばらしていいのでしょうか・・・[わーい(嬉しい顔)]


旅の間は割りとおだやかな海が続き、我々も心おきなく演奏や観光や反省会という名の飲み会に勤しみました。


海は、大揺れも、雨も、強風もありますが、海の上で見る景色は格別だと思います。

函館の夜空の満天の星の美しかったこと[ぴかぴか(新しい)]
海に沈んでゆく夕日のまぶしかったこと、刻々と変わっていく朝焼けの神秘的だったこと。
夕日.JPG


自然の恐ろしさと美しさを、体感するこの一年であることよ。



船旅は、普通の演奏会と違って毎日をお客様とともに過ごすので、お客様との隔たりが解き放たれて演奏中もとてもいい対話ができます。
また今回も出会った人々がとても素晴らしい方々ばかりだったので、歌っていても楽しく、そして改めて勉強になることばかりでした。


「毎日の音楽を聴いていて、とっても元気が出たの。」と満面の笑みで言って下さったおばさまや、「あなたのその馬鹿みたいに明るい人柄に惹かれた」と告白してくださったおじさまや、「あなたの歌声を聞いてしびれちゃったわ」などと仰ってくださったご婦人や、「日本の歌の会のCDがでたら何十枚も買います!」と宣言してくださった紳士や、会うたびに「ありがとう」といってくださったおばあさまなどなど、あの温かな人たちのことは忘れません。

今回もよい音楽や人々に出会えたことを感謝して、そして自分自身が演奏家としてもっともっと成長して、また皆様とお会いできることを願って、世界遺産速玉神社でお参り。
速玉神社.JPG

みなさまに音楽と幸せが届きますように。



さ、今日でだいぶ疲れは取れました。
また明日からばりばりもりもり頑張ります!!!![exclamation×2]



マスタークラス終了 [音楽]

第2回 マルチェッラ・レアーレと横山修司によるオペラ集中ワークショップ

8月11日のオペラハイライト公演によって、無事に終わりました。
始まる前は、10日間が果てしなく感じられ、終わってみればほんのわずかに感じられた集中講義でした。

はじめは、16人もの人が歌うのでなかなか自分の順番が回ってこず、11時からいるのに歌ったのは19時だったりして、こんなんで大丈夫かな~とは思いましたが、いやはや、立ちがついてからは毎日がG.Pのようで。
レッスン一回にかける意気込みは本番と同じくらいの一発勝負的なところがあり、いつもあの集中力でいけばいいのにと、いまから振り返ると思います。まさに、先生も生徒も、鬼気迫る、そんなレッスンでした。

10日間の間で私は3日間くらい早退やお休みをしたりしましたが、レアーレ先生は一日中演技をしてみせたり、歌ってみたり、ソイジョイをちょっとつまんで、怒ってみたり、笑ってみたり、座ったり立ったり・・・そこにいる誰よりも若い・・・と思いました。
横山先生は、一日中、ピアノに向かい、素晴らしい音楽でよろけそうになる生徒陣をひっぱり、たまにフラッとなり、クラッカーやおにぎりをつまみ、レアレ先生のイタリア語や英語を訳したり、音楽の指導をしたり、大忙しでした。

す、すごい・・・・。

今回は時間がなくて、私はあまり音楽稽古をできなかったのが心残りです。 もっと先生方のいろんなエキスを吸い取りたかったな~。

時間が許す限り他の人たちの熱い演奏を聞いていたのですが、どの人たちもどんどんうまくなっていってどの音楽も好きになりました。

こんなに毎日毎日いろんなオペラのワンシーンを見たり聞いたりしたことがなかったので、素敵な音楽にまみれている幸せをひしひし感じる日々。G.Pでは横山先生の奏でる音楽が素晴らしすぎて、そしてレアーレ先生がつけた立ちが音楽としっかりマッチしていて、それを自分なりの解釈でしっかり演じている受講生達の舞台を見て、感動して泣けて泣けて仕方がありませんでした。


音楽って、すごいよね~。この世界を知れたことが幸せでなりません。まだ氷山の一角なんでしょうが。


このマスタークラスで学んだこと。

「オペラも全て、音楽ありき。」


演技をどうするか、どこで動くかどう演じるかは、音楽が自ずと教えてくれます。

オペラは歌声が全てだという人もいますが、もちろん歌えなければ話にならないので、そうかもしれませんが、音楽がどのように作られているか、作曲家がどんな物語を作りたかったか、しっかりと自分なりに考えること、感じることが一番大事じゃないかと思います。
歌う前にどれだけ勉強したか、それがステージにはっきりと現れるものです。


ただ、声を自慢するだけでは、オペラの魅力は伝えられない。と今回感じました。

だって作曲家の音楽が素晴らしすぎるから・・・[ぴかぴか(新しい)]

最高の音楽の前に、歌い手はひれ伏すしかない。

プッチーニ、やっぱ、天才!ヴェルディ、あんたが大将!トーマ、この曲作ってくれてありがとう!!!!
マスネ、ラヴ[黒ハート]

て、感じです。
ま、自分のハムレットとマノンの出来は、まぁ、いろんな反省はありますが、少しは成長していると感じれた部分もあるので今のところはよしとしましょう。

今は歌うことが本当に楽しくて、楽しくて、幸せで、貪欲にいろんな曲に挑戦していこうと思います。


マスタークラスに参加していた皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

来て下さったみなさんも、ありがとうございました。

解説も何もない長い長い公演だったので、きっと聴くほうも体力が消耗したのではと思います。

素人の彼が聞きにきましたが、ハムレットの感想。「鼓膜が痛い・・・。」そりゃそうか、高音ばっかりだし・・・。もっと心地よい音が出せるように研究しなくでは。
マノンの感想。「牧師を、チャンピオンベルトつけた人が一生懸命誘惑しているのかと思った。」

・・・・。このとき、私は黒い衣装に派手なスパンコールのついたチューブトップをお腹周りに衣装の一つとしてつけていたのですが、それがチャンピオンベルトに見えたようです。
オペラにチャンピオンベルト!!!面白い解釈ですね。


またこんな風に演じて歌える機会があるといいな~。

精進精進。

音楽漬け [音楽]

本日も音楽な一日でした。

まず朝からマスタークラスにてマノンの稽古。

レアーレ先生は毎日ほぼ休憩も取らず、飲まず食わずで11時から19時過ぎまでぶっ続けで指導をなさっています。信じられん・・・・。

やはり、彼女は魔女ではないか・・・という疑問が確信になりつつあります。

今朝は少し声が枯れていたのでちょと心配。
まだまだ私が下手すぎて基本的なことしか指導していただけないので、もっと上級編まで進めるように練習しなくっちゃ!!!と焦り気味です。

次こそは。の精神で挑みます。


で、その後はすぐに移動して、東フィルさんの第九稽古に向かいました。

子供音楽館と称したこの公演、今日は公開リハーサルがあり、子供達がオケと一緒に第九を歌ったり、ドクトル中川さんが独特の格好をして音楽がどのように構成されているかを解説したりと、遊び心満載のリハーサルで、夏休みの子供達にはきっと意義のある楽しい時間ではなかったかと思います。澄んだ目をした子供達に見つめられながら、いつもと違う楽しさを感じて歌ってきました。

明日が本番で、東京オペラシンガーズと一緒に、岩手から来た小学生たち(むちゃかわいい!)や東京の少年少女合唱団の子達(むちゃうまい!エリートのたたずまい!)や、大橋のぞみちゃん(細い!)が歌います。


船でご一緒した、チェロ弾きのたつきさんも首席においでになり、船とはまた違う雰囲気のたつきさんを後ろから観察できるのもまた一興です。

久しぶりに再会した歌い手仲間と楽しい時間を過ごし、フィットネスで身体を鍛えてお風呂にゆったり浸かって帰ってきました。
少しずつ身体が引き締まってきたようで、ちょっとだけボディビルダーさんの気持ちがわかりました(笑)


そして、実家から父が作った桃やすいかやきゅうりやなすやピーマンが大量に届きました。
その味、プロ級[ぴかぴか(新しい)]形は、野生的[猫]

たくさんあまっているようなので近所に配っているみたいですが、完全に飽和状態のようです。
野菜不足のところに配れるとよいのにね・・・。
生ものは難しいです。


という、充実した一日の日記でした。

毎日音楽できて、大変幸せ。明日も新鮮野菜食べてがんばります。


皆様も、素敵な一日をお過ごしください[るんるん][るんるん]

マスタークラス [音楽]

なかなか更新が遅くてごめんなさい。
ただ今地震がありまして、あなおそろし。まだまだ元気な地下地層でございますね。


さて、今日から10日間のマルチェッラ・レアーレ先生と横山修司先生によるマスタークラスが始まりました。
受講生は16人。Duetやらソロやら一人2演目を演じますので、トータル4時間のプログラムになります・・・。アイヤイヤイ・・・・。

プログラムも長ければ、授業で自分の順番が回ってくるのも首が痛くなるほど長くて、体力戦です。

私は、まずメノッティ作曲「領事」というオペラの冷たい秘書役でちょろっと登場し、続いてトマ作曲の「ハムレット」オフェーリアの狂乱の場であなおそろしやの高音奇声を発し、最後にマノンのテノールとの二重唱で派手にエロホルモンを放出できるか否かというプログラムで出演します。

以下、プログラムを(少し曖昧な部分もあり・・・)載せて見ます。長いのでご覚悟を。

The Best Of Opera Highlights!

2011年8月11日(木)17:00開演(16:30会場) @イタリア文化会館アニェッリホール(九段下2番出口より徒歩10分ほど)

【第一部】

1、レオンカヴァッロ 作曲  パリアッチ より  プロローグ~Si puo?...Signori!   トニオ:大西宇宙
2、ヴェルディ          アイーダ      Ritorna vincitor!(勝ちて帰れ!)   アイーダ:薮田瑞穂
3、プッチーニ         妖精ヴィッリ    Se come voi piccina io fossi アンナ:島原有沙
4、グノー           ロミオとジュリエット Je veux vivre(私は夢に生きたい) ジュリエット:新宮雅美
5、ドニゼッティ        ランメルモールのルチア Regnava nel silenzio     ルチア:藤田恵梨子
6、ドニゼッティ        アンナ・ボレーナ  Piangete voi? アンナ:萩原美尋
7、マスネ           マノン        Je suis encor       マノン:栗原晶美
8、マスネ           マノン        Restons ici マノン:糸田陽子
9、メノッティ          領事        To this we've come マグダ:一條昌子秘書役:竹下みず穂
10、ヴェルディ       椿姫        Act 2 Madamigella Valery? ヴィオレッタ:柳澤利佳・ジェルモン:上田誠司 
11、プッチーニ       蝶々夫人     Act 1Duet 蝶々さん:砂川直子 ピンカートン:宮崎智
12、プッチーニ       蝶々夫人     Un bel di vedremo(ある晴れた日に) 蝶々夫人:砂川直子
13、プッチーニ       蝶々夫人     手紙の2重唱        蝶々夫人:西本真子 シャープレス:大西宇宙
14、グノー         ファウスト     宝石の歌           マルグリート:本田美穂子
15、グノー         ファウスト     Avant de Quitter ces lieux  ヴァレンティン:上田誠司
16、トーマ         ハムレット    オッフェーリアの狂乱の場   オッフェーリア:竹下みず穂

~休憩~

【第2部】

1、ヴェルディ      ファルスタッフ  E sogno? o realta フォード:上田誠司
2、プッチーニ      ボエーム    Act1 Duet ミミ:砂川直子 ロドルフォ:宮崎智永
3、プッチーニ      ボエーム    Act3 Duet ミミ:砂川直子 マルチェッロ:上田誠司
4、プッチーニ      トゥーランドット Tu che di gel sei cinta リュ―:本田美穂子
5、マスネ        マノン      Allons!...il le faut! マノン:糸田陽子
6、ドニゼッティ     ドン・パスクワーレ Quel guardo il cavaliere  ノリーナ:新宮雅美
7、プッチーニ      トスカ        歌に生き恋に生き      トスカ:萩原美尋
8、ヴェルディ      リゴレット    Act2 Duet           リゴレット:大西宇宙 ジルダ:藤田恵梨子 
9、グノー        ロミオとジュリエット  Dieu! Quel frisson court dans mes veines! ジュリエット:栗原晶美
10、マスネ       タイース    鏡の歌               タイース:柳澤利佳
11、マスネ      エロディアード     Vision fugitive   エロデ:大西宇宙
12、プッチーニ    マノン・レスコー    Act2 Duet マノン:西本真子 レスコー:上田誠司
13、プッチーニ    マノン・レスコー    Sola, perduta, abbandonata...  マノン:一條昌子
14、ヴェルディ    アイーダ        O parta mia~duet アイーダ:薮田瑞穂 アモナスロ:大西宇宙
15、マスネ     マノン      二重唱          マノン:竹下みず穂 デグリュー:宮崎智永


ふう~。。。やっと書き終わった・・・・。疲れた・・・。


見てのとおり、なぜだか私が最後の出番なのですが、これは、「別にあなたが素晴らしいわけではなく、演出舞台転換や人の配役の都合上こうなったのよ」By レアーレです。

いや、わかってますよ。もっとちゃんと歌える人いっぱいいますもん。
みんな素敵な個性と持ち声をお持ちです。

見劣り聞き劣りしないように、10日間みっちり勉強します[exclamation]


もしいらっしゃる方、興味のある方はぜひ。

お問い合わせは、ナヤ・コレクティブ tel&fax 03-5875-8306 E-mail nayac@mc.point.ne.jpです。


おやすみなさいませ。Bon Nuit!


蛇が出た! [日々のよしなし事]

ある蒸し暑い昼の真っ只中、電話が震えました。


見てみると、「母」の表示です。


何か頼んでたっけ~?それとも何かの督促状でも届いたのかしら~?とちょっぴりドキドキしながら出てみると、


蛇がでたの~~~[どんっ(衝撃)]

は?

「へ、へ、蛇が、二階にいたの~~~!!!いや~~ん[ふらふら]


私「え?・・・なんで?」

母「二階に、しかも鎌首持ち上げていたの~~~もうぅ~~二階に行けない。寝られないぁskhf;おあいh;お!!!」

私「えっっ!!お父さんいないの?」


母「二階にいたのよ~~信じられない。もう~~どこにでも入ってくるのね~~!!!!もう~いや~~~」

私の言うこときいちゃ~いない。。。。

私「もしもしっ? お父さんに言ったら?お父さんはいないの?」

母「もうとってもらった~~」

私「え?お父さんに?」

母「うん。あ~~~もういやだ~~~二階に上がるの嫌だ~~~。」

私「あらぁ~~、いやだね~~。どんなの?」

母「いやだぁ~~~もう二階で寝たくない~~~。じゃぁね~~~~~[手(パー)]

ぷちっ・・・つー・・・・つー・・・・つー・・・・。





・・・・・・



なんじゃそりゃ。


蒸し暑い真昼間、電車の騒音もかき消す母のパニクった高音と、「蛇が二階にいて、お父さんに取ってもらって、母は二階で寝たくない。」というのみの情報を得ました。

面白い母です。


10年くらい前に、父に「結婚て何?」て聞いたことがありました。


父は一言、


「我慢ばい」


と言いました。


父と母、長いこと一緒にいて、今は仲良く二人で人生を楽しんでいるようでなによりです。


父も昔は我慢したかもしれないけれど、今は観たい韓国ドラマが母の録画と重なっていたりして見られないとプンスカ怒るようなので、きっと今は我慢してないんだと思います(笑)

という、家族小話から始まりました本日の記事です。



さて、私は4月からの1週間毎本番ありのしゃきっと生活から7月中旬でやっと開放されて、今は少しだらっとしています。

7月にしばらくフィットネスを休んでいたら、見事に身体がたるんできました。
そうすると、歌の支えも掴みづらくなってきた気がします。
たくさん歌うと喉が疲れる・・・・ということは、お腹がしっかり使えていない証拠。とようやく最近気がついて、そうすると喉を壊しやすくなるので、もう一度基本に戻りながら歌の筋肉を鍛えようと意識改革です。


明日は小さな本番なので、これを機にもう一度しゃきっとしないと。

テレビのアナログ放送が終わり、新しいテレビを買ってもらえる人にめぐり会えなかった私は(笑)テレビなし生活に突入しました。

まぁ、テレビ買うお金があったら、立ち上げに15分はかかるパソコンを新しくしたいですが。
て、誰も聞いてませんが。

でも本当は楽譜がたくさん欲しいですね。


音源は手に入って、あ~~これ歌いたいな~~と思っても、なかなか楽譜を探すのが難しいのが現状です。

私の探し方が悪いのでしょうか。
ヤマハにお願いするとたいてい1ヶ月くらいかかりますと言われてしまい、インターネットでカツカツ探すけれども、お目当ての楽譜かそうなのか、いまいちよくわからなくて、不安なまま購入するか、もうちょっと探してみようと思ってそのまま・・・・ということも。


上野にある音楽資料室はけっこう重宝していたのだけれど、この節電の影響で、土日のみ、となってしまって、土日に仕事の多い音楽家には非常に厳しい現実であります。

もし私がどこぞの市長になれたら、音楽家の街を作りたいと常々思うのですが・・・・

そこの地域では、
一、朝8時から夜11時まで、自由に練習してよ~し!!
一、必死に練習していることに対して、騒音苦情を言うべからず。
一、そこに住む音楽家はローテーションを組み、市内のコンサートホールで演奏会を行うこと。その費用は市が負担するが最高の演奏が出来るよう各個人しっかり準備すべし。
一、出版されているすべての各国の楽譜と音源及び音楽関係書物、辞書が所蔵されている図書館は朝9時から夜10時まで利用可能。
一、専門の音楽教師(各楽器の専門家、ヴォイス・コーチ、ディクション、言語指導、演技指導、メンタル・トレーナーなどなど)を市が雇い、希望者はお安くレッスンを受けられる。

な~~~んて街があったらいいのにな~~~[わーい(嬉しい顔)]


この国、音楽家に対して、というか、一芸を極めたい人たちにはちょいと生きにくい国であるよ~~~。

何を書くにも職業欄と勤め先があって、その選択肢を選ぶのにいつも苦労するよ~~~。


まぁ、実際にこの国を動かしているのは毎朝ギュウギュウ詰めの電車に乗って働くサラリーマンと呼ばれる忍耐強い素晴らしき人々であるので、何も言えないのですが・・・。


いや、本当に、歌が歌えるだけで幸せです。

神様、ありがとうございます。父母、ありがとうございます。


文句は言わず、しかし革命心は胸に抱き、音楽がもう少しこの国に認めてもらえるように、芸術をするのがもう少し楽になる国を求めて、明日も、前進です。

シューベルトのシャケ [日々のよしなし事]

ある人から聞いたお話。

とある演奏会にて・・・・

演奏会はいろんなものがあるが、たいていのクラシックの演奏会は、静寂に包まれ、ピンと張った緊張感が漂う・・・。そして、たいていむせる人がいる・・・。

この日もいつもと同じ、静けさの中、演奏者が登場していた。

そして、司会者が言ったのだ。

「さて、続きまして、シューベルトの・・・・




シャケ。」



シャケ・・・???[ひらめき]


客席にいたある人は、いや、全ての人の脳内は??と謎謎謎謎に埋め尽くされた。だろう。


舞台上の演奏者はしばらく司会者を黙視していたが、

演奏を始めた。


たららたららたーんたーーん♪


そこに流れたのは、



シューベルト、鱒。


ます じゃ~~ん。[ひらめき]


会場のいたるところで、ヒソヒソザワザワという音と、笑いを包み隠そうとする苦しい悲鳴が聞こえたのは言うまでもなかろう。


どうやら、司会者が気付かず読み間違えたらしい。

しかし、シャケて。

いや、鱒はサケ科だけど、

シャケて・・・。

なんだか切り身になった感じだし。


シューベルトのシャケ。意図するところはさしずめ
「娘たちよ、気をつけなさい。男はみんな包丁を持って、煮るなり焼くなり好きにしようと待ち構えているんだから!」てとこかしら。


最近爆笑してしまった、ある人の本当にあった小話でした。

しばらく、ますの演奏は控えよう。
演奏者がよく吹き出さずに歌えたものだと思う。これぞ、プロフェッショナル!



さて、月日が経つのは本当に早くて、紀尾井ホールでの第九演奏会も無事に終わり、今度はレアーレ先生のマスタークラスにむけて準備中です。

カレンダーに堂々と書き込んだ、今月いっぱいまでにマノン全曲暗譜!!目標は果たして果たせるのであろうか・・・。

あと2週間、暑さなんかぶちぬいて8月にむかって生きましょうぞ[exclamation×2]




Bon courage [日々のよしなし事]

今日は久しぶりにフランス語のレッスンに行ってきました。

だいぶ、忘れていた・・・・olalala....


今日覚えたこと。

先生との雑談で出た言葉。
”VINI VIDI VICI!” (カエサルが言った名言 来た、見た、勝った)

ニューヨークに行って、これ言ったらかっこいいよ~。とか盛り上がっていたら、これだけを覚えて帰ったという・・・どうしようもない・・・・。

しかも、これ、ラテン語やん・・・・。

一応、フランス語は
J'ai venu J'ai vu, J'ai vaincu! ですね。
ふぅ~~。


フランス語を初めて習ったのは大学3年くらいのとき。一年間だけの授業で、顔と声に反して厳しい女性の先生に毎回容赦なくつっこまれた思い出があります。

授業時間中、どこからともなく
「ちーちーぱっぱ ちーぱっぱ。すずめのがっこの先生は~~~、鞭をフリフリちーぱっぱっ♪」が流れてきた、
周りの友達と談笑する間もなかった・・・スパルタ授業。。。。思い出すだけで、幾分涼しくなります[雪]

その当時も、本日も、四苦八苦して、限りあるフランスの単語を搾り出す授業を受けて、干からびて家路につく頃には、ちゃんと勉強しよう!!!と、毎回誓うのですが・・・・


気がつけば頭の中のサボり魔み~ちゃんの言葉に簡単にくじけてしまう、そんな日々のくり返し。


いかんぜよ。



いかんぜよ!!!



思いの種をまき、行動を刈り取り
行動の種をまいて、習慣をかりとる
習慣の種をまいて、人格を刈り取り
人格の種をまいて、人生を刈り取る


大学の図書館でちらと開いた本の中に書いてあって、ドキッとしたので、今は私のスケジュール帳の見開きにこれみよがしに書きとめてあります。

私の場合、

歌いたいと思い、勉強をし、、
勉強をし、練習をして、勉強をし、
それを通じて自分の美徳を肥やし、
そうしてできるのが私の人生

と。


日々、気持ちあらたに生きていけるといいな。


しかし、いつもやる気が出るのが夜って、どういうことでしょうかね、まったく。


アイス一本食べて、(←ここがもうすでに・・・) 勉強に励みましょう。


Bon Courage!!!

夏は~きぬ~~~ [日々のよしなし事]

誰かが
う~のはな~の匂うやまだに、ほととぎーすはやもきなきて、・・・・・♪
と歌っていたら

そのうち誰かが
「夏はキヌ~♪・・・・・・て冬はモメンかしら・・?」

などと、言い始め、

また誰かが
「え、豆腐のこと?」
と問い、

「あ~、夏は絹豆腐で冷奴。冬は木綿豆腐で鍋て感じかしら?」

などと続け、最初の人が

「いやいや、夏は絹の服てことかと思ったんだけど、そうか~豆腐か~~。なるほどね~」

となり、しばらく唖然と放置しているとそれからだんだん話の行方がわけわからなくなったことはありませんか?

突っ込みがいないとこうなりますよね。



ふぅ。

深く考えないでくださいね。

最近実際にあったような会話です。

みんな暑さにやられてるんですかね。


私といえば、5年前くらいに勉強した楽譜を久しぶりに歌おうとひっぱりだしたら、

表紙めくったところに

「シュークリーム、あんまり好きじゃないことに気付いた。」

てポツンと書いてあって、過去の私、いったい何があったんだろう、というか、シュークリーム好きだと思うけど・・・・・・としばらく考え込みました。

暑かったんですかね。



はい。

夏ですね[わーい(嬉しい顔)]

頭が湯豆腐のようです。もわもわしています。


節電対策で、家で扇風機のみで窓も密閉して練習したら、一気に痩せられそうでした。

体力と忍耐力もつくでしょうか。


しかし、倒れても誰も助けに来てはくれないだろうなので、早々に部屋はあきらめ、より涼しい学校へ通うことに決めました。

学校の練習室も朝8時までと夜20時以降しか冷房は使えません。


学校のピアノのレッスンは朝6時からとかになっていました[がく~(落胆した顔)]


がんばれ学生さん。

平気な顔をしつつ、汗水たらたらで練習しました。
若いものには負けられん。

どこへ逃げても暑いですね。

7月始めにして、ぐったりしていてもう夏ばてかと思いましたが、なんとか身体も慣れてきたようで、明日からまたジムに通おうと思います。
水泳をすれば涼しくなるはず。


7月は、東京オペラシンガーズの一員として、紀尾井ホールでの第九合唱に乗って来ます[るんるん]

素晴らしい歌い手さんたちと、一流のソリストさんを迎えて公演するシンガーズの本番は、いつも新しい視点を与えてくれます。
今回も楽しみです。


しかし、わたし、第九やるの今回初めてなんです・・・・・・・。

と、言うと、
歌い手ならば、一度は乗るだろ第九!!!て顔をされます。

いやぁ、第九に乗る機会なんてなかったんですよね。。。

あと2週間ほどで本番なので、いまからせっせと暗譜です。

ただいま、
ベートーベンさん、やなとこ歌わせるなぁ。くっ、きつい・・・負けました・・・。という状態です。


今は、「今日は第九の稽古だった!」

というと、頭の中で「今日は大工の稽古だった!ぷぷ。」

と変換されてしまうのですが、あと5日もすれば、「大工さん」が「第九さん」に変換されるようになるだろう・・・・・・・か?



いつの日か、第九のソロも歌う日を夢見て、明日も練習がんばろうと思います。

船旅 [音楽]

しばらくぶりにコンピュータを開きました。
皆様お元気でしょうか?









わたくし、10日間ほど船に乗って日本一周をしてまいりました。
美しい日本の歌の会.JPG

帰ってきたらこの暑さ、身体がまだついていけません。一日走り回って帰宅するとぐったり~です。

読売旅行企画、初夏の日本一周クルーズにて、「美しい日本の歌の会」メンバーとしてコンサートをしたり、歌声広場で慣れない歌の指導をしてきたり、屋久島で弥生杉を眺めたり、馬刺し食べたり、マジックをみたり、温泉に入ったり、お寿司食べたり、フルコースいただいたり・・・、十分に満喫してきました。

去年の夏から参加しましたが、いやはや、今回の旅!!素晴らしかった[ぴかぴか(新しい)]なんといってもメンバーの皆さんとお客様が素晴らしく、文句なしに我が記憶に残る旅となりました。


皆々様。心から感謝申し上げます。

今回のメンバーはこちら、
member.JPG


左から、音にうっとりトークに爆笑:ヴァイオリンのジンジン、陰の立役者:作曲兼ピアニストのイクラちゃん、我らがバンドミストレス:チェロのいずみさん、お馴染テノール:竹チャンマン、もうすごいとしか言いようがないエネルギッシュなヴァイオリンのデンデン、私、そしてエロ師匠:チェロのたつきさん。と。


いろんな方々に、今回のメンバーは過去最高のクオリティだ!と言わしめるほど、息もぴったり、演奏もばっちり(私のことはおいておいて・・・・[たらーっ(汗)])。毎日、アフタヌーンティやナイトメロディで弦の方々が演奏してくださいますが、クラシックもあり、ジャズもあり、カントリーミュージックもあり~の、毎日が新鮮で勉強になるひと時でした。
ああ、あんなふうに歌えるようになりたい。あんな演奏が出来るようになりたい。と何度思ったことでしょう。

今回の演奏家の方々を見て思ったこと。

素晴らしい演奏家に必要なものは・・・

①貪欲さ
 あの曲をやってみたい、もっと練習したい、もっといい音楽にしたい、この音楽について知りたい、弾きたい、聞きたい、見たい!!!などなど、「~したい!!!」が日ごろの練習意欲、演奏意欲をかきたてるようですね。デンデンさんは、朝の六時頃から事務所で練習し、スタッフの方々を癒したとか癒さなかったとか・・・。

②感じる心
 青森で見た夕暮れの景色。東京では見られない広い広い空と海に、帰船時間のことも忘れ、みんなで立ち尽くしました。青森夕焼け.JPG
「船が走ると波がいくつも生まれては大きな海と一つになる。我々の演奏も一人一人が波となっていつしか一体化するようなそんなハーモニーになればよいと思う。」(みたいなことを言っていた)By ジンジンさん。いろんなものを見て、感じたことが、音楽の表現につながっていくのだろう。

③多少のスケベ心
 よい音楽には色気がある。と常々思ってはいたが、実際にエロい演奏をする方々と10日間一緒に過ごして思ったこと。やはり、みんな・・・スケベだ・・・。

あ、あともう一つ。皆さん、徳のある人間的にも素敵な方々だということも付け加えておこう!

(私の大学には徽音堂というものがあって、「徽音」とは「美しい音」つまり「美声」のこと。この「美声」とは、古い中国の言葉の意味として「美徳」のことなんですって。私は「美しい音」を奏でるためには自分の「美徳」を磨くことが必要だとこの大学で学んだのですが、本当に、このことを感じさせる人格を持つ演奏家の人たちでした。)

そしてそして、
今回出会ったお客様は、本当に皆さん明るくて、反応もおおらかで、素敵な方々ばかりでした。私を見かけるなり駆け寄ってきて「あなたの若さにみんなエネルギーもらっているのよ~~~。」と言ってくださった方や、「ジャズのメンバーの中でどの人がタイプ?私ドラムの子よ。ウフ[揺れるハート]」と別に聞いてもいないのにうきうき話しかけてきてくださった方、いつも楽しい親父ギャグを連発する仲のよいご夫婦の方などなど・・・が、私よりも何倍も活力に満ち溢れていて、キラキラしていました。私はたじたじ。

あんなふうに年をとりたい。と思った10日間。

実り多き10日間。


あぁ、楽しかった。


そして、あらと現実を見ると、もう7月。


次々と日々は通りすぎ、やるべきことが段々たまっていく・・・。


9月も読売クルーズ「秋の日本一周」に乗ることになりました。
素晴らしい演奏家の皆様と肩を並べて音楽ができるように、さらにさらに自分磨きに励みます。


今回出会った方々と、また再会できる日が来ますように。皆様に幸せな夏が訪れますように。


音楽は素晴らしい。歌は楽しい[るんるん]


私は幸せです。 本当にありがとうございました。

最終日に飲み明かし、気付けば外は明るくなっていた・・・夜明け前。
夜明け前.JPG
悩み多きさるお方に、美しき夜明けが訪れますように。


ささ、今日は、林先生門下のアルベリ発表会です。

気合を入れなおして、いざっ出陣!!!

音楽っていいな~ [音楽]

さて、今日は6月中旬から行くお船でのコンサートの合わせをしてきました。

テノール竹チャンマンはインフルエンザ後に気管支炎でダウン。。。
それでも本番がぎっちりで忙しそうで、心配です。
乗船までには治りますように。ナムナム。

歌い手は身体が楽器。その調整の大変さはオーボエにも負けないと私は思います。

気候によっても、体調によっても、歌い手の気分によっても、そしてなんでもないときでも理由無くコロコロ変わるこの楽器。

「女心と秋の空」よりむしろ、「政治家と歌い手の喉」の方が現実に身にしみる。


苦労は絶えませんが、歌を歌っていて幸せだな~と感じること。


それは、素敵な音楽にめぐり合えて、それが、まぁなんとか歌えるということ。

そして、一番の喜びは、私が好きだな素敵だなと思って大事に歌いたい一曲を聴いて、他の人が「あの曲いい曲だね~。」と共感してくれるとき。


きっとその曲をもっと上手に歌える人はたくさんいると思うけれど、私の解釈を、私の心を、通した歌を、いいなって思われるって、なによりなによりうれしいことだ。

もともと作曲家さんがくださった美しい曲を、そのまま美しいものとして表現できる歌い手になりたいです。

一生の目標だな。がんばるぞ。


お船には、素晴らしいヴァイオリニストのデンデンさんとジンジンさんとこれまた息もぴったり、色気たっぷりのチェリストのボスイズミさんとたつきさん。そして、美しい編曲をなさってくださっている作曲家イクラさん、おなじみテノール竹チャンマンの7人で行きます。
みんなキャリアも実力も、私の頭上かなたにあるかたばかりです。


こういうお仕事をいただけて、音楽を本当に愛する音楽家の人たちに出会うことが増えてきました。

いろんなものを得てこれたらいいな。感謝、感謝です。


お客様に、よい音楽を届けられますように。



最近やるきむんむんみず穂。

フィットネスも始めました。

体力ないと歌えないしね。ムキムキになってやる。ムン[パンチ]


明日は、マエダ門下音楽勉強会だ[るんるん]

ファイティーン!!!

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